10期の年間MVP「SEXY OF THE YEAR(セクシー・オブ・ザ・イヤー)」チーム賞、名古屋支社長 ゆうじさんにインタビュー!
スターフェスティバルは、その月毎にがんばったクルー(社員)をたたえる「セクシー賞」という表彰制度があります。 前期にあたる10期からは、がんばったクルーの中でも、特に “目標達成”にフォーカスした制度に進化し、全社として“目標達成”意識の醸成を図ってまいりました。
この7月に開催された、創業10周年を祝う「七夕祭」では、1年間で目標達成にむけて最も“セクシー”な働きをしたスタッフに贈られる、年間を通しての「SEXY OF THE YEAR(=セクシー・オブ・ザ・イヤー)」が発表されました。
年間の「セクシー賞」にあたる「SEXY OF THE YEAR」においても、いかに目標を上回る成果をあげられたかを重視し、受賞者が決定されました 。個人受賞は賞金50万円、チーム受賞は賞金100万円に加え、それぞれに有給休暇が5日間付与されます。
今回は10期「SEXY OF THE YEAR」のチーム賞に輝いた名古屋支社のマネージャーゆうじさんのインタビューを公開します。
事業ごとにうまく営業メンバーを配置し、メンバー全員が貪欲に目標達成のために奮闘しました。その裏側に迫ります!
ー「SEXY OF THE YEAR」のチーム受賞おめでとうございます!
昨年は個人賞を受賞されて、次はチームで受賞したいとおっしゃっていたので有言実行ですね。まずは名古屋支社の目標とチーム編成について教えてください。
ありがとうございます!名古屋支社の目標は、ほかの支社ともほぼ共通で、レストラン向けに中食ビジネス参入サポートをする新サービス「スタートデリバリー」と、企業向けデリバリーサービスの予算達成でした。チーム編成としては、サービス2つのサービスごとに担当をざっくり分けていました。
「スタートデリバリー」は、レストラン獲得営業を2名、フードデリバリーの総合モール「ごちクル」へのオープンなどを行う担当1名で行っていました。
企業向けデリバリーサービスの方は、専属担当を2名にして、試食会などの販促活動に「スタートデリバリー」のメンバーに随時入ってもらいました。
そして、リーダーの僕が全体観を見て、下期は東京本社からジョインしたメンバーが顧問的な位置づけでアドバイスをくれるという体制でした。
ーメンバーの役割をうまく分けたことで、新規事業・既存事業ともに目標達成を続けることができたという声も聞きました。
名古屋支社はある程度のメンバー数がいたからできたというのはありますが、分業することで業務を効率化することができました。今年の1月に東京本社にいたメンバーが名古屋に異動してきた頃、彼から「支社はメンバーが少ないので、マルチタスクになりがちだけれども、本当にそれでいいの?」という問いかけがありました。実際に、業務内容を把握して棚卸をしてみると、やらなくていいこと、担当に集約した方が効率的なことが見えてきました。役割を明確化した方が、メンバーも動きやすかったと思います。
ーメンバーの配置を見直すこと以外にも、目標達成を続ける要因に心当たりはありますか?
企業向けフードデリバリーサービスの方は、名古屋支社が過去に積み上げてきたノウハウに自信があったので、これまで通りのやり方を続けました。
「スタートデリバリー」の方は、よりよい営業手法を模索中です。ただ、営業成績で結果を出している担当者がなぜ契約を取れてきたかを紐解くと、スターフェスティバルのビジネスに昔から関わっていて、レストラン側の事情にも詳しい部分はあるとは思うのですが、「絶対に目標を達成するぞ」という“達成マインド”が結果に結びついていると思います。
ー目標達成に対する情熱というか、モチベーションコントロールが肝になりそうですね。
「目標達成した結果、何が得られるのか」。ここを納得してもらえないことには、メンバーに高いモチベーションで仕事をしてもらうのは難しいと考えています。
10期上期に新規事業として「スタートデリバリー」がサービスをスタートしてしばらくは、予算が目的化してしまって、「何のためにこの目標を追っているんだっけ?」とメンバーみんながモヤモヤとした気持ちを抱えていました。
9期の勢いもあり、10期はかなりいいムードでスタートした分、チーム状態の落差が激しく、この雰囲気を打破したいと考え、まずは「名古屋支社がどうありたいか」をメンバー全員に募集して、多数決でスローガンを決めました。「プロ意識」のようなスタンダードなキーワードも候補に挙がっていたのですが、一番票を集めたのが「ぶちこわす」。
アグレッシブな言葉でもあるので、社内の他部署に誤解を与えてしまったこともありましたが、そこには、得意分野である既存の企業向けデリバリー事業に対する依存であったり、レストラン営業は難しいものだという先入観であったり、みんなが抱えているモヤモヤだったりを「ぶちこわす」という思いが込められています。このスローガンを持つことで、メンバーが一つの方向を向いて、前向きに仕事に取り組むことができるようになったと感じます。
ー「ぶちこわす」名古屋支社オリジナルの行動指針(バリュー)みたいな位置づけになっていそうですね。「何のために目標を追いかけているんだっけ?」という問いについては、どのように答えを出していきましたか?
目標達成が個人の成長にリンクするよう、一緒に考えていきました。例えば、将来マーケティングの仕事にチャレンジしてみたい人がいたら、セントラルマーケの部署に少しでも関連する仕事をしてもらう。
商品開発の経験しかない担当には、固定費を獲得する営業経験を積むことで、キャリアに広がりを持てるようにするなどです。ただメルマガを打つ、ただ「スタートデリバリー」の営業をするにとどまらず、それぞれ自分がなりたい将来像に近づくことを意識して今の業務に取り組んでもらえることを意識していました。
スターフェスティバルもベンチャー企業なので、近い将来に転職するメンバーも出てきて当然だと考えています。彼ら彼女らが、将来何かに挑戦したり、新しいキャリアを選択したりするタイミングに、より多くの可能性を持てるような環境をつくっていきたいです。
ーゆうじさん自身、今後チャレンジしていきたいことは何でしょうか?
支社発で新規事業を立ち上げるということをやってみたいです。今年の2月頃から毎週、担当執行役員が時間を割いてくださり、新規事業の作り方について教えてくれました。自分自身のモチベーションが下がり気味で悩んでいる時期だったので、助け舟を出してくれたんだと思います。
大阪支社のメンバーと一緒に、ゆうすけさん(代表岸田)にも提案をしました。今回は残念ながら、事業化につなげることはできませんでしたが、次はカタチにしていきたいと考えています。
これまで、支社は全力投球で企業向けデリバリーサービスにパワーを割いてきましたが、別のかたちでも事業に貢献して、存在感を出していきたいと考えています。
ー冒頭に戻りますが、昨年の「SEXY OF THE YEAR」で個人賞を受賞した際に、来年はチーム賞で受賞したいとお話しされていました。具体的に取り組まれたことがあれば教えてください。
昨年個人賞をいただいたときは、「自分がというよりは、名古屋支社全体でがんばったんだけどな…」という思いがありました。だから、社内の他部署の人にメンバーや名古屋支社の取り組みが伝わるように工夫しました。メンバーに対する接し方や、名古屋支社内の動き方は特に変えていません。
物理的距離も離れているので、こちらからどんどん発信していかないと、興味を持ってもらえないですし、情報は届かないですよね。全社向けに部署の動きを週次で共有する「Weekly Compass」という掲示板をどんどん活用しましたし、テレビ会議の場でもがんばっているメンバーの話を共有しました。メンバーの動きが伝わってよかったと思います。
ー最後に名古屋支社メンバーへのメッセージをどうぞ。
昨年と同様にひたすら感謝の気持ちでいっぱいです。僕自身、このメンバーに育ててもらったなと感じています。 1年を通して、チームをつくる難しさも、一人一人がチームに貢献する意思があるからこそ、名古屋支社が成り立っているんだということも実感しました。
今期からは、若いメンバーがマネージャーになり、新しい世代が名古屋を担っていくんだと感慨深く思います。流されることなく、自分たちの信じた道を突き進んでいってほしいです。